この絵本の会話がとても自然です。
「ちっちゃい子はダメ」
「すぐ泣くから」
最近 ストレートに言えなくなってしまった言葉。
その分 後からややこしくなったり、態度で意地悪したり。
悲しいけど それが現実のような気がします。
このお話に「親」は登場しません。
おおきい子、ちっちゃいなほちゃん、おとなりのともこおばさん。
絵がね 本当に素敵なんです!
色使いもうっとりするくらい素晴らしいです!
おおきい子は「○○だからダメ」とはっきり何がダメかを伝え
なほちゃんは それを1つずつクリアします。
おおきい子の手を借りながら。
ともこおばさんはずっと見守っています。
子供社会の三角形
皆 ちょっと「我慢」しながら大きな目標に向かって協力し合い
最後のゴールは皆 一緒に「やったぁ!」
身近な「先輩」のマネをして成長するキャンプの一夜。
親と子だけの世界には無い、強さに気付かせてくれる絵本です。
お食事シーン! ほんっとに美味しそう!!!