スイミーを最初に読んだのは、小学校の教科書。
小さい魚のスイミーたちが大きな魚を追い払うために、
心と体をひとつにして果敢に戦うところは、
利口さと最後まであきらめない力強さを感じました。
一人で無理なことは、みんなで力を合わせれば何とかなる!
これってすごく仲間意識を深めますよね。
また、きょうだいのなかでじぶんだけ色が違うスイミー。
でも逆にその個性を活かしてみんなのために役立つところなんかは、コンプレックスを持って悩んでいる人や、人と違うことによっていじめを受けている人にとって、とても勇気づけられる行動なのではないでしょうか?
レオ・レオニの独特な色彩もとってもステキで印象的です。