アンパンマンで有名なやなせたかしさんの初期(S51年版)の頃の絵本です。(これも図書館のご自由にお持ちくださいコーナーから失敬しました。)
私は、やなせさんが編集していた「いちごえほん」や「詩とメルヘン」の読者だったので、なんだか、あの頃(小学校高学年〜中学生)にタイムスリップしたみたいに、なつかしい気分になりました。
ぼくのへやの絵の中から、しろいうまが飛び出して、野山を駆け回り、空を駆け回り、やがて星空へ・・・というロマンチックな空想の世界のお話です。
アンパンマンが好きな現代っ子たちには、今イチなのかな?
帽子をかぶったぼくの顔が一度も見えないのも(やなせさんの初期の頃の作風なのですが・・・)、ちょっとさみしいかもしれませんね。
先日、朝日新聞にやなせさんの記事が載っていて、もう86才になられたそうですね。いつまでもお元気で、現代っ子たちに夢を与え続けてほしいです。