青々として生まれたばかりの一枚の葉っぱが、枯れて舞い落ちるまでの姿を追いながら、人生とは何かを考えさせられる哲学書的な一冊。
息子にはちょっと長かったようです。(初めて読んだのが、確か2年前…)。中学1年生の国語の教科書に登場するのも納得。「長いね〜」が感想でした。
でも、秋の葉っぱ拾いに出かけ、「ここにも葉っぱのフレディ!」と話しながら時間を過ごしたり、自然の美しさ、はかなさは常に日々の中で触れるように心がけています。この季節は本当に赤や黄色、紅葉(黄葉)の美しさが心に染み入ってきますよね。忙しいとつい余裕がありませんが、星の形をしたフレディの表紙を目にすると、自然に触れようと、いつも想起させられます。
先週、息子は学校の帰りに、形の整った小さな黄色のメイプルリーフを2枚拾ってきてくれました。フレディのことを思い出したのかな? 心の温まるできごとでした。いつも妹をからかってばかりいる彼ですが、自然に触れる気持ちをまだ持ち続けてくれている、とちょっと嬉しくなりました。