友人が“好きなことを追い求める喜び”というテーマでブックトークをした時に、紹介した絵本です。
また、別の友人が6年生の教室で、“進路”というようなテーマでブックトークをした時にも、この本を紹介していました。そして、ブックトーク終了後に、何人かの生徒から是非読んでみたいと言われた本です。
前々から興味があったのですが、やっと図書館で借りることができました。
作者の父親のことを描いた実話です。
世の中がどう変わろうと、周りの人がどういう評価をしようと、この主人公が純粋に“石が好き”という気持ちは揺るぎません。
人に評価してもらおうとか、知識を披露しようとかいう気持ちなど微塵もなく、好きなことを追い求めていたら、結果として自分の人生が輝きだしたのです。
子どもだけでなく、私たち大人もいろいろ考えさせられる絵本です。