結婚前、ダックスフントを飼っていた主人にプレゼントした絵本でしたが、今は娘がとても気にいって読んでいます。
きょうだいはみんなふつうのダックスフントなのに、ひとりだけぐんぐんと胴がのびて、ついにチャンピオン犬になるプレッツェル。みんなに感心される立派な犬のはずなのに(みんなプレッツェルを見て「ほう!」と感心する...犬も人間も)、よりによってすきになった黒いダックス・グレタだけは「どうながなんてだいきらい」ときっぱり!でも、あきらめないでアタックするプレッツェルにチャンスがめぐってきます。
プレッツェルはいつもグレタにやさしく、わがままにも怒らず、そして勇敢に彼女をピンチから救い出します。その姿はほんとうに、世の女の子たちの理想!!男の子のほんとのかっこよさってこんなのかも、って思わされる絵本です。