この絵本を読んだことのない方、ぜひ手にとってみてください。
子どものためより、自分の心を潤すために、読んでみてください。
人が、森によってどんなに穏やかに暮らせるか、どんなに恩恵をもらっているか、
この絵本を読むと、あらためて感じることが出来ます。
それから、人の名誉も見返りも求めない行いが、どんなに尊いが、それだからこそ、
とてつもないことをやり遂げられる偉大さがあるのだと、胸が熱くなります。
人に知られず、それでも黙々と木の実を植え、木を育てる老人。
彼の頭の中には、どんな森が描かれていたのでしょう。
人々の心に平和に戻っている姿も描かれていたことでしょう。
山がストレス解消の場である夫も、この絵本に感動していました。
ストレスのたまっているお父さんにもおすすめの絵本です。