ドキッとするタイトルです。
大阪弁で「きらいや!」と連呼しているけれど、何故だか優しい気持ちが含まれています。聞いている子どもも、その感覚が伝わるので、悲しい顔して聞いていません。むしろ、にこにこして聞いているんですよ。
お母さんの存在がとても大きいです。長谷川くんが何故そんなに弱くて頼りないのか?について、友達に話してくれるときの優しい説明の仕方も素敵なお母さんです。
そして、長谷川君をいつも心配してお世話を続ける友達も、本音で質問をぶつけます。そんな会話がとても素敵です。
相手への理解を深めようと、質問をして話を聞いて・・・。弱い友達にとことん付き合うということは、嫌になってしまうこともあるだろうけれど、自分の子どもにはそんな子どもに育ってほしいと思います。