中学のころだったと思います。
授業でこの森永砒素事件の話を聞いたように記憶しています。
その時受けた衝撃を今でも覚えています。
その後、すっかりそんなことを思い出すこともなく生活してきました。
この本と出会い、改めてこの事件を調べ、見直してみました。
子供を育てている今、昔よりもっとこの事件の恐ろしさと
親子の苦しみ(特に母親の気持ち)を想像すると
胸が張り裂けそうになりました。
子供は「なぜ?」と不思議がり、そして、かわいそうだといいました。
このような事件があったこと、
今でもその後遺症に苦しんでいる人がいること、
事実を伝えておくきっかけを作ってくれました。