1年生の娘にはオチも含めて時代背景の説明などは読み聞かせでも理解が難しい様子でした。
それでも、子供は面白そうに聞いていました。
落語絵本なので中学年以上で読んだほうがさらに喜べそうです。
大人の私はとってもおもしろかったですが。
川端誠さんの絵が我が家では人気があって、落語絵本シリーズももちろん知っていたのですが、
「文章が長いな・・・。」
とひそかに思いちょっと敬遠しておりました。
でも、読んでみて良かったです。
どちらかというと、大人の私がはまる面白さでした。
しかも、あまり歴史に詳しくない私としては新しい知識が得られました。
さんまが庶民の食べる下魚と呼ばれていたので、殿様は食べさせてもらえなかったという事実や、たいを食べるのにも2時間は待たされるとか、お殿様はかわいそうですね。
庶民に生まれて、普通にさんまの塩焼きが食べられるということに価値を感じてしまう本でした。