寝るもの食べるのも一緒だった
仲良しの猫ちゃんと女の子。
引越しで離れ離れに暮らすことになり、寂しくて仕方ない時
猫がまほうのあめだまをもらってなめて
女のこのところに飛んでいくとき
「あいにきたよ〜」ってニコニコして
空を飛んでいく様子や
嬉しそうに一緒にすごしている様子を
最初ほのぼのと子どもと一緒によんでいたら
以前同じように
食べるのも寝るのも一緒の猫と暮らしていた時の事が
思い出され、泣けてきました。
大事にしてくれた飼い主と離れるって
動物だって寂しくて飼い主のことばかり考えて
食欲もなくなってしまうんです。
こんなまほうのあめだまがあれば
本当にすぐにでも飛んで行きたい、
そんな切ない気持ちを 夢一杯、暖かく幸せに
描かれている絵本でした。
子どもは気に入り、毎晩読んで欲しがりました。
私も大好きですが、今は亡き私の猫との想い出が
よみがえってしまうので
子どもの前では泣かないようにしなきゃと思いました。
生き物を大切に思う気持ちが伝わる絵本です。