主人公のこいぬが転んで泣くと・・ママが来て「いたいのいたいのとんでけ」とおまじないをしてあげます。ここまでは私も子供によくやっていますが、面白いのはここから先。こいぬが「いたいのどこにとんでいったの?」とママに聞きます。そして子犬は「いたいの」を探しに行きます。ほとんどが「とんでけ〜」とした後は「とんでいったからもう痛くないよ」で終わると思います。そんな「いたいの」がどこへいったなんて考えもしません。こいぬは探してる最中にこぎつねくんと「ごっつんこ」してしまいます。でもここで「いたいの見つけた〜」って。2匹がお互いに「とんでけ〜」のおまじない。また「いたいの」がとんでいってしまったけど、そのおかげでお友達が出来たというかわいいお話。私はこいぬが言った「いたいのどこにとんでいったの?」がとても子供らしい発想だなって思いました。とても思いつかなかったです。