息子の大好きな14ひきシリーズです。
とはいえ、家には「14ひきのひっこし」しかなくて、
息子が「よんで」とせがむようになったのもかなり最近なんです。
ようやく、この素朴で穏やかな14ひきの魅力が分かってきたかな?
おとうさんとおじいさんが家に帰ってきたところから始まります。
洗濯物を取り込んで、あたたかいシチューが煮えて・・・
晩ご飯を作っている間にみんなは順番にお風呂。
10ひきも子どもがいたら、さぞかし戦場のようなお風呂かと思いますが、
このねずみの家族はみんなが助け合って、
それぞれが自分でやれることは自分でやって、
とても和やかで落ち着いたお風呂なのです。
お風呂が終わったら晩ご飯。
食べ終わったら、今日あったことをみんなが話す時間。
楽しく団欒するその脇では、他の子がちゃんとお片づけを手伝っていますね。
眠る前には絵本の時間。
そしておかあさんとおばあさんの子守歌。
子どもたちがみんな眠って、そっとお月様が見守っています。
ほとんど、我が家と同じようなスケジュールの14ひき一家です。
お風呂とご飯の順番が逆なのと、
私が働いて帰ってくるので、朝に晩ご飯をある程度作ってしまっているのが違うくらいです。
(うちは平日はテレビは見ませんので)
それなのに、この穏やかさはなんと違うことか(^_^;)
特別なイベントがなくても、こういう時間こそが、
家族にとっては大事なのでしょうね。
日々忙しさに流されて、バタバタ慌しく過ぎ去ってしまうけれど、
今日という一日をもっと大事にしなくてはならないな・・・と反省させられます。
皆さんの感想を読んではじめて知ったのですが、
子守歌の楽譜がついているのですね!
図書館で借りたので、カバーが留めてあって、中まで見られませんでした。
おかあさんとおばあさんが歌う子守歌が優しくて温かいので、
メロディーが知りたいなぁと思っていたところだったのです。
となると、この絵本買うことになりそうだな・・・
こうして、我が家の絵本はどんどん増殖中です(汗)