園で先生のトイレに、この表紙絵が貼ってあります。そんないわくで手にとりました。
決して娘の好みではなかった本書ですが、自分からリクエストしただけあって真剣に聞き入っていました。
先生に怒られるところなんて、もろストライクゾーン。直球で娘をとらえます(よく怒られているのね^^;)
そしてファンタジーの世界へ。
長いかなと様子を窺うと、真剣な顔が極まって、張り詰めた顔をしています。
やがて……泣き始めました。どうやらねずみばあさんが怖かったもよう。
それでも読み進めてくれと言われ、最後先生に抱かれて謝り謝ってもらうシーンでクネクネになった娘。
いつも抱いてもらう先生の胸を思い出して安堵したのでしょうか。
本当に長い長い旅を体験したようです。
いつの間にこんな入り込んで聞けるようになったのか、母としては新発見でした。知らずこんな感性が育っていた娘を、とても嬉しく愛しく感じました。
そして翌日。先生に読んでもらったことを話したら、「ねずみばあさんが怖かったやろ」と言われ、「ぜーんぜん怖くなかったよ、平気だったよ」と強がったそうな。
フクザツな4歳(笑)