とってもいい絵本です、私、大好きです。
ケーキ”という名前のどんぐりは大好きなコウくんと
楽しい日々を過ごしていました。しかし、ある日かばんから落ちて
「まいご」になってしまいます。
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コウくん、ぼくは ここです。ここに います。
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どんぐりの声と想いは、コウくんに届くのでしょうか…。
ウチの長男(小4)は、読後ぽつりと、こう言いました。
「“ケーキ”は、コウくんの相棒だったんだね…。」
彼は、大事なものを失くしてしまったコウくんに感情移入しながら
この絵本を読んだようです。
平易な文章なので、未就学児にも読めるとは思いますが、
どんぐりの心情が心に響いてくるのは、もう少し大きい人、かな。
ヤングアダルトにもいいかも、と思いました。