題名からインパクトがあります。
ましてや、内田麟太郎さんと長新太さんコンビです。
表紙から、読者を惹きつけます。
大きな山と山、その間に森。
そこに、52日間、雪が降り続いたというのです。
もちろん、森の動物たちは穴蔵で寒さをこらえています。
その時、森が異常行動をとります。
そして、動物たちは、その原因を推理し始めます。
ところが、ラストで明らかになる真相は唖然です。
あとがきを読むと、内田麟太郎さんと長新太さんが製作した様子がうかがえます。
その発想、厳かに語られる数値も含めて、ナンセンス、たっぷり感じてください。