「おおきくなるっていうことは」
子供にとってどんな意味を持つのでしょう?
それは洋服が小さくなることだったり、新しい歯が生えてくることだったり。。。
久しぶりに自分が幼かった時のことを思い出しました。
体重計に乗って、数字が増えるたびに得意げに両親に報告していました。
そう、今思うと考えられないようなことが成長であり、喜びでしたね。(笑)
最初は目に見えることが羅列されますが、段々と内面にまで及んできます。
泣かなくなること、おもしろいものをみつけられること、自分より小さな人が増えると云うこと。
小さな子供には一年一年がかけがえのない大事な時間なんだということを改めて感じました。
中川ひろたかさんの絵本はあたたかくてちょっとライトな感じがしますが、実はとても奥が深いですね。じーんとしました。
卒園や入学などのお祝いにもよさそうですが、成長期の子供には毎年読んでもらいたい一冊です。