年少の夏にプレゼントしてもらいましたが、進級を経験した今こそ心打たれました。
それは娘も同じ。
「おおきくなるっていうことは じぶんより ちいさなひとが おおくなるってこと」のくだりに共感を覚えたようです。
進級するということがなかなか捉えきれない娘にしっくりきたのでしょう。
お姉さんになって嬉しくもあるし、世話してあげる人ができた戸惑いもあるしで、毎度挿絵を指差してはお姉ちゃんがいいだの小さい子がいいだの言っています。
母は「とびおりても だいじょうぶか かんがえられる」のくだりを大プッシュ。
危険を察知する予測がつけられるようになるということ。やたらめったら無鉄砲な娘に刻み付けてもらいたい。
最初は共感できるページが各々1シーンぐらいだったのに、今や丸ごと一冊となりました。
毎年きっと違う感じ方ができるのだと思います。ずっと読んでいきたい絵本です。