私はもともと関西人。
でも、もう故郷を離れて10年以上になります。
普段話すのは、住んでいる土地の方言か、標準語。
友人に、関西人だと話すと、本当にびっくりされます。
でもね、この絵本を読むと、みんなが納得。
するすると関西のイントネーションが出てきます。
強烈なんですよねえ、この絵本。
思い出した関西弁が、次の絵本でもまじって、あ、違う違う、となるのです。
怪獣の映画が見たいぼく。でもおかあちゃんの答えはノー。
悔し紛れなのか、作戦なのか、ぼくはかいじゅうの格好をして、
おかあちゃんをおどかします。
大笑いのおかあちゃん。でも、そのせいで映画に連れて行ってくれることになりました。
しかししかし。話はそこで終わりません。
当日の朝。目がさめるとそこにいたのは…
笑いって、関西人の土台なんですよね。
笑わせたモン勝ち、というか。
うんうん、納得です。
大人が面白い絵本ですが、子供も、かいじゅうに変装する
おかあちゃんやぼくには大笑いしていました。