お買い物に出かけて、帰ってくるまでのお話。
『ぱんかいに』というタイトルではありますが、
パンも含めてお店でいろいろな商品を見たり
途中でポストに手紙を出したり、ケーキを買ってと駄々こねたり、
場面場面ががらりと変わるので、飽きずに楽しめるのではないでしょうか。
ケーキを買ってもらえなかったしろくまちゃん、
すべり台で機嫌をなおします。
その心境の変わり具合があまりに早いのが
(さっきも述べたとおり、場面はがらりと変わります)
子どもの現金なところを思い出させ、読みながらニヤリとしてしまいます。
「あと3かいすべったらかえるのよ」は、ママの言葉にも、
しろくまちゃん自身の確認の声にも聞こえてきます。