このお話はすごくいいでしょう!
っていうくらい、一度読んでとりこになりました。
我が家にわりと多いタイプのお涙ちょうだいの感動系でも、爆笑もののお笑い系でもない、心に沁みる感動系と勝手に分類いたしました。
「ルリユールおじさん」を読んだ時の衝撃に近かったですね。
私にとっては、この部分がいいというような感想は述べにくく、全体を通して「いい!」と思った本です。
内容は全くわからないまま読みました。
なぜが大きなびんにお金を貯めていく親子。
そのお金で買いたいものの話。
そうなってしまうまでのちょっと悲しい過去。
少し物哀しげにストーリー展開していくので、かなりドキドキしながら読みました。
でも、本当に良かったと思えるラストがあり、ほっと心が温かくなりました。
こんなに感動したのに、ちょっとマイナーなこの本をすごくお勧めしたいと思います。
大人向けかなと思われる内容ですが、うちの4歳の次女もいたく感動して「この本すごく気に入った。これ買って。」
と言っています。
なんとなく手にとって学校から借りてきてくれた長女に感謝しています。
小さなことを言えば「お金をためる大切さが分かる」ってことなのでしょうが、そういう教育的価値を考えずに読みたい本だと感じました。