いってかえって星から星へ」 やまぐちようこさんの声

いってかえって星から星へ 作:佐藤 さとる
絵:田中 清代
出版社:ビリケン出版
税込価格:\1,760
発行日:2000年12月
ISBN:9784939029134
評価スコア 4.48
評価ランキング 10,683
みんなの声 総数 22
  • この絵本のレビューを書く
  • アイディアにうなる

    この本、なんと言っても面白いのはおんなじ本を「いってかえって」読むところ。

    まずは、右からページをめくり最後のページでくるっとひっくり返して、今度は反対向きにして読んでいくわけです。

    ページの上下に本文が入っているのですが、真ん中の絵は同じ。

    うーん、私の説明じゃ分かりにくいですね。

    内容は、 ミツバチにそっくりな宇宙人が地球基地にやってきて、交代要員が帰っていく。

    ってことなんですけど、とってもおとなしい害意のない宇宙人はただ地球を観察しているだけだそうです。

    もし、私たちが宇宙に飛び出して自分達より文明が発達していない(と勝手に思う)星を見つけたらどうするんでしょうか?

    こんな「観察するだけ」みたいなある意味大人なことはできなくて「思いつく限りの搾取略奪」をやってしまうと思う。調査と言う名目でね〜(^-^;

    観察するだけなんてかえって不気味・・・なんてね。

    話がそれてしまいました。この本はその、仕掛けと言うか工夫がとても楽しい一冊。行って帰るだけなんですけどね〜物語の基本と言えば基本です。

    ただし、読むのは疲れます┐( ̄ヘ ̄)┌ 。だって往復で読むから一冊のはずが二冊分・・・


    作者は、「誰も知らない小さな国」や「おおきなきがほしい」の佐藤さとるさん。

    (え?同姓同名なんてことはないですよね?)小学校のころたくさん読んだなー

    同じ本を子供が読むようになって、感慨深いです。

    投稿日:2008/11/24

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「いってかえって星から星へ」のみんなの声を見る

「いってかえって星から星へ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はじめてのおつかい / どうぞのいす / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / だるまさんが / からすのパンやさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

みんなの声(22人)

絵本の評価(4.48)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット