暗くて寒い季節、犬のパン屋さんがおひさまパンを焼くと、本物のおひさまが目を覚ますというお話で、とにかく絵が美しいです。
おひさまパンがふくらんでくる場面は、本当にふっくらして美味しそうで、息子はいつも、これ食べたい!と言います。
最後にはおひさまだけでなく、いろんな形のパンを焼いている場面があるのですが、ここでも息子は、これ食べたい!これも食べたい!と楽しそうにパンを選んでいます。
絵本の裏表紙におひさまパンの作り方が書いてあるので、一度作ってあげようと思います。
江国香織さんの訳が子供には少し難しく読みづらいのですが、他の絵本にはない美しい日本語で、それが逆に新鮮です。
イラスト、文章とも見ごたえのある絵本です。