おひさまが隠れてしまって、世界は色がなくなってしまったかのようになり、みんな不満などたくさん抱えてる様子。
それなら、私がお日様のかわりにお日様パンをつくるわ!と犬のパン屋さんがおひさまパンを焼いて・・・・。
お日様が顔を出した時の情景を表した文章が素敵で、目に浮かぶようです。
そして、冬の凍てついた色の少ない風景から、カラフルで明るい絵になるのも素敵なのです。
読むたびに息子はパンのページで、「これはお花のパン」とか指をさしながら一つずつ確認するのが楽しいようです。
お日様のありがたさを実感できるような絵本です。