この本は、とても絵が優しく、心も暖かくなる本です。
雪まじりの天気のせいで、おひさまが隠れてしまってます。
動物たちは、うんざり。
そこで、犬のパンやさんが、「小さなおひさまをつくる!」と言って、パンを焼きました。
パン屋さんの気持ちがパンに伝わって、金色のきじが、大きく膨らみ、おひさまのパン完成!
匂いにつられて、動物たちがやってくる。
おひさまパンは、すごい!心をホカホカに、おいしいパンになりました。おひさまパンを食べた動物は、心とともに、うきだしました。楽しく歌ったり、踊ったり。
その時、本当のお日様がでてきて、おひさまパンを食べると、お日様も輝きだし、光が戻ったお話です。
子供も私も、ホカホカ気分になりました。特に絵が素敵で、癒されました。色んな動物の表情も優しく、気持ちがいい本です。娘は、動物たちがおひさまパンを食べた動物が、ウキウキして、体が浮いて、みんなで歌ったり踊ったりする絵がとても気に入りました。裏表紙には、おひさまパンの作り方が載っています。子供にせがまれますが、作ったことはありません。作るまでこの本は永遠に「読んで」とせがまれるでしょう。頑張って作ってみたいです。