1から10の数え歌ですが、10から1に戻ってくるところがポイントです。数がきちんと数えられるようになったら、面白みがわかる絵本だと思います。
2歳の息子は、「1、2、3、4、6、8」と数える?段階なので、まだこの絵本の本当の面白さはわからないようでしたが、動物がどんどん増えて、今度はどんどん減るのを楽しそうに聞いていました。
最初のページでは殺風景な壁の白さが目立ちますが、10に満ちるころには紙面はいっぱいになります。絵だけ見ていても数の増減を感じることができる楽しい絵本だと思いました。
翻訳でこんなにうまく文章にしている訳者はすごいです。