私にとって、かことさとしと言えばミュータンス。この本がものすごく好きだった。
娘は自分で借りておいて、「このお話、恐くない?」と聞いてきましたが、読み始めるとさっそく虫歯談義に参加。
静かに聞き入る本もあるけれど、これは喋って喋ってなかなか先へ進みませんでした。
2回目にはミュータンスに話しかける(苦情を言う?)というありさまで、よほど楽しい本だったに違いありません。
奥付の下でやっつけられているミュータンスに大喜していました。
虫歯でない子を探すページが特に気に入ったようです。
また虫歯になっていく様子が、歯の絵と共に順々に示されているのを追って、ミュータンスというキャラがでなく虫歯に恐怖心を抱いたようで、読後進んで歯磨きをするようになりました。母はしめしめ。
ミュータンスからの語り口調で、虫歯になるのはなぜか、なったらどんな弊害があるのか、とってもわかりやすくて聞きやすくて、30年経った今でもあの頃と変わらず楽しかった。
私は虫歯建設株式会社よりミュータンスだなぁ。。。