「痛い」「病気」「病院」に興味津々な息子と一緒に読みました。
予想通り、真剣な顔をして熱心に聞き、読んだ後も何度も繰り返し読まされましたが・・・。
大人の立場から見ると、他のこぐまちゃんシリーズと比べて少し不満が残りました。「いたい」ことがテーマですが、積み木が転覆することと、足に落ちて痛いことはまったく繋がりませんし、積み木、階段、お団子の串の3つも、相互に何の関係もなく、羅列です。また、階段から落ちて痛い思いをしたこぐまちゃんが次のシーンで座布団を頭に載せていますが、それはかえって危険です。子どもはすぐに真似をしてしまうものなので、題材としてどうかと思いました。