まどろみの国では、一番気持ちよく、よく寝る事のできる人が
王様になるようで。このしきたりもおもしろいですね。
でも、この国の姫、「すやすや姫」は恐いゆめをみるのが恐くて
なかなか寝つきません。そこで、父である王様みずから
姫を恐いゆめからまもるにはどうしたらよいのか?と、
旅に出るのです。
一般的のおとぎ話の王様は、こんな時にはすぐに家来に探して参れ〜
と命令するのでしょうが、このお話しの中の王様は
父親としての本ぶんんをしっかり果たしてるところに
ステキ〜!と感じました。
また、王様が進むところは険しいところや楽しいところもあって
お話しを読んでる私たちもいろんなところを
旅できたような気持ちになります。
さて、お姫様と王様はどうなったのか気になりますよね〜。
そこは、是非、読んでみて下さいね。
それにしても、旅の途中で良い解決法が見つからない王様が
途方に暮れてる場面や、すやすやいい気持ちでねむってる
まどろみ国の人々の様子が伝わりやすく描かれた挿絵は
実に見事で、おもしろかった!