大きな池に、七ひきのおたまじゃじゃくしのきょうだいがすんでいました。ある日、池のそばに、うさぎのようふくやさんが開店しました。森の動物たちが、次々に新しい洋服を作ってもらっているのを見て、おたまじゃくしも洋服がほしくなり、ようふくやさんに頼んだのです。
どんな素敵な洋服ができたことでしょうか。
私が、最初に見て、思わず笑ってしまったのが、裏表紙の絵。どうして、こんな格好をしているのかしらと不思議でした。ちゃんとわけがあるのですね。
おたまじゃくしのために、あれこれ考えて、洋服を作ってあげている、優しいうさぎさんの様子に、心が温かくなりました。思いやりをもってのお仕事、きっと、大繁盛間違いなしです!