あめがふったら ポンポロロン
あめがふったら ピッチャンチャン♪
ついつい口ずさみたくなってしまうこのフレーズ。
雨の日が待ち遠しくなるような、すてきな絵本です。
お気に入りのものは使いたくないっていう気持ち、小さいころはありましたよね。
そんな感情を、とても上手に描いている絵本です。
でも、お気に入りなものって使ってこそ楽しいんですよね♪
おじさんが、かさを使いたいと思うまでの気持ちの変化が、とってもステキです。
幼い頃を思い出しながら、子どもの気持ちを考えながら読むと、とても楽しい絵本です。
作者は「100万回生きたねこ」の佐野洋子さん。
最初に同じ作者だと知ったときは、とても驚きました。
力強いメッセージ性がある作家さんですね。