6月になると、よく読むのがこの本です。と言っても、私自身は一度も読んだことがないのですが、いろいろなおはなし会で必ず誰かが読むのがこの本なのです。
深読みすれば、いろいろ感じることもあるのでしょうが、私にとっては、この本の醍醐味は、なんと言っても
あめがふったら ポンポロロン
あめがふったら ピッチャンチャン
というフレーズです。
テレビ絵本では、俳優の大杉漣さんの語りですが、ちょっと枯れた感じの男の人の声でも良いですし、読み聞かせ仲間のママたちの軽やかな声でも心地よいのです。
傘をさして、雨の中を歩きたいような楽しい気持ちになります。
未就学児が多かったおはなし会では、ちょっと中だるみしてしまいました。ハラハラドキドキの冒険があるわけでも、ものすごい盛り上がりがあるわけでもないので、小さい子にはちょっと長くて退屈になるかもしれませんね。
小学生なら充分楽しめると思います。