わたしが小さい頃 大好きだった絵本です。確か小学校の教科書に載っていたと思うのですが。。。
こどもが通っている病院で久しぶりに見つけたので読んでみたら懐かしくて嬉しくて、なんだかくすぐったい気持ちになりました。
とっても立派な黒くて細い、ピカピカの杖のようなかさを持つおじさん。大事なかさが濡れるのがイヤなので雨がふってもかさをさしません。
だけど ある日小さな子の「あめが ふったら ポンポロロン あめが ふったら ピッチャンチャン」という楽しそうな歌を聴いて、とうとう大事なかさをひらきました!
おじさんの立派なかさに雨があたって ポンポロリン#
そうして雨の日にかさをさす楽しさを知ったおじさん。
そんな可愛らしいおはなしです。絵は全体的に青っぽくて、雨の日らしく、素敵!!20年の時を経て読み返しても、いい絵本はやっぱりいい!
再会できてとても嬉しく思います。
名作というのはこんな絵本のコトをいうのではないでしょうか。
最後の 奥さんの「あら かさをさしたんですか あめがふっているのに」という言葉が洒落ていて好きです。