とっても有名なこの絵本、実は今流行りの大人のための癒し絵本かななんて、手にとってみませんでした。
ブームも過ぎ去った頃、古本屋で見つけてこの値段(¥200)なら買ってみるか〜と購入し、子供たちの前で初めて読みました。
意外にも、次女が途中で泣き出し、「悲しいお話だから読まないで。」と言ってきました。
それでも、読み続けました。
だって、悲しいまま終われない。
「いつでも会える」んだってとこを伝えなくっちゃ!!
ペットが死んでしまい、飼い主が悲しむお話は色々あるけど、ペットが主人公で、幼い飼い主が死んでしまうなんて・・・!!
ピュアなシロの気持ちが、よけいに心に響きます。
みきちゃんを探しまわる「どこ?」のシーンなんて、にじんでよく見えないほど。
幼い次女(3才)から、長女(小3)や長男(小5)、そして私まで幅広い年齢層に、それぞれ伝わる絵本でした。
シンプルな小さな絵本の、どこに一体、こんなパワーが隠されているのか、びっくりさせられた1冊です。