年老いた1人のおじいさんが、自分の人生を振り返って思うのです。
長い人生の中には、楽しいこと、悲しいこと、くやしいこと、そして、自分の力だけでは、どうにもならない運命みたいなこと...いろいろあります。
いろいろあったけど、自分は、運がよかったんだと。
平凡だったかもしれないけれど、家庭を持ち、子供を授かり、こうして、おじいちゃんにもなれ、幸せな人生を送ってきた。
こうして思い起こしてみれば、自分の力だと思っていたこと、なんでも自分がやったと思っていたことも、実は、誰かに見守られ、誰かに助けられていたんだって。
長い人生を振り返って思うおじいさんの言葉は、とても重みがありますね。
いつも だれかが...
ちょっと振り返って考えると、確かにそうかもしれない、って思います。
これは、子供むけというよりも、断然、大人むけの本ですね。
4歳の息子には、よくわからなかったと思います。
子供に読んで聞かせるというより、自分が開いて読むといいかな。