「○○した〜い、やってみた〜い!」この気持ちだけで突き進んでいく鯛のたいこさん。
自分は魚だという自覚がないのかと思わせるような、突き進み方ですが、やっぱり魚売り場だけは苦手。
最後はお約束通り、逃げ出してしまいます。
でも、デパートは宝箱のようなもの。
たいこさんでなくとも、ウキウキワクワクしてしまいます。
たくさんの売り場が出てくるので、たいこさんと一緒に、読者もデパート廻りを満喫してしまうのです。
たいこさんに魅せられて、くっついてまわっていた子どもが、お母さんと再会する最後のオチも楽しいですよ。