チリンはお母さん殺したウォーへ自分を弟子にして欲しいと頼みます。
愛らしいチリンが狼と過ごすうちに、羊に見えない恐ろしい顔になっていく。そしてチリンはお母さんの仇をとるのです。
でも仇をとったあとに気付気付いたことは、ウォーへの友情です。
子供に読み聞かせする絵本に、こんなにも切なく悲しいものがあるなんて、っと思いました。
こういう憎しみとか、小さい子供にはまだ経験したことの無い感情だと思います。それだけに娘には理解はできていなかった様です。
4歳の娘にはチョッピリ酷なお話でした。でもこの先、大人になって行く上でこういう気持ちを経験することもあるかもしれません。
もう少し大きくなって理解できるようになってから、もう一度読んでみたいと思います。