ママがつくったおいなりさんをおばあちゃんのうちに
届けるマサヒコくんのおはなしです。
おばあちゃんちにはなんだかこわいふしぎなものがいっぱいある。
苦手だなぁと思いながらも、やさしいマサヒコくんは
ひとりでおつかいして、おばあちゃんとお話して帰ってくる
までの様子を「うんうん、わかるわかる」と共感しながら
読み進みました。
オブジェや絵が少し変わったりするのを見つけるのも
楽しいです。
コワイといいながらも、絵はかわいらしいので小さな子にも
楽しめます。
大勢の前でのお話会より、手元で親子一緒にながめながら
読むのに向く本だと思います。