なんでも のろのろの ぼく・なんでも あわてる わたし
やまの うえの おおきな いしの うえに ときどき くる
はっぴぃさんを さがしにいきます
対照的な2人が出会い、お互いの違いを認めあい、眩しいほどの黄色い太陽に包まれ、穏やかな時間が流れます。自分は欠点だと思っていることでも、見方によっては長所にもなるのです。
表紙には平和の象徴である鳩が描かれているのに、めくるとそこには、戦車が。我が家の子供も、読み聞かせをした6年生もそれに気がつきました。何かを感じ取って切れたことと思います。
絵本の2人は結局はっぴぃさんには会えませんでしたが、私ははっぴぃさんに会うことが出来ました。読み聞かせを終え、仕事に向かう車のラジオから「それでははっぴぃさんのお勧めメニューを教えてください」という声が聞こえてきたのです。「えっ、何?」それは県内にあるレストランの紹介だったのです。この日1日、何となく『はっぴぃ』だったのはいうまでもありません。なんという偶然!!
絵本ナビの中の荒井良二さんの対談も必見です!!