はっぴぃさんは困った事や願い事をきいてくれるそうなのですが、のろのろのぼくとあわてんぼうのわたしはなかなか会えません。山の上ではっぴぃさんを待ちながら二人は話します。「のろのろは なんでもていねいだからだとおもうわ」「あわてるのは なんでもいっしょうけんめいだからだとおもうよ」お互い欠点だと思っていた性格が、お互いに認め合うことで長所と言う自信に変わっていきます。結局はっぴぃさんには会えなかった二人ですが、実はもう会っていたんですね。きっと。息子ははっぴぃさんは太陽なんだよと言ってました。私も子供にとってはっぴぃさんでありたいと思いました。