家族で書店に立ち寄り、最後に絵本コーナーへ。
読んだ記憶のない作品。
山本先生の絵なので、手に取りました。
たぬきやまから、見下ろす豊年万作の風景。
「ええのう」「たまらんのう」の方言に、イチコロ。
『ぬ〜くぬく』を思い出し、即レジへ走りました。
さては、たぬきめが悪さをするのかと思いきや…。
お米を無断でおすそわけしてもらい、おいももついでに頂いて、へんてこな念仏をとなえ、お地蔵さんからまで…。
おめかしをして、おつきさまにお礼と歓待?????
『ちょっと、ちょっと〜、お礼はわかるけど、なんで、わろ(笑)うてもらうの〜?』
でも、笑ってしまいました。私も息子も、おつきさまも。
たぬきたちのおかげで、村の衆はこの夜、素敵なおつきさまの笑顔を楽しめたでしょうね。
のどかな田園風景、おとぼけキャラのたぬきたち、だんだん笑いの風船が膨らんでくるユーモラスなストーリー展開で、この一冊にノックアウトされてしまいました。
3・4歳のお子さんから楽しめると思います。
息子と笑い転げていたら、夫が、あきれ顔で苦笑いしてました。
今夜、絶対薦めます。