こんなにトンカツが美味しそうな絵本は初めて見ました。
キャベツくんが歩いていて出会ったのは
ブタまるごと使った歩くトンカツ。
いいにおいまで出せて、美味しそうなのです。
いつぞやかブタは食べないと言っていたブタヤマさんさえ
ちょっと怖いけど食べたいと・・・
トンカツが歩いていたり、
ソースが飛んできたり、
このフワフワとした自由な展開が好きです。
月夜の下にトンカツという絵も珍妙です。
厚いトンカツ、いいな〜。
ソースのかかったトンカツが生き物ではなく、
食べ物に見えてくるころ、
パクリと、おつきさんに食べられちゃいます。
そして満腹、丸くなる姿に
「ええー、ずるい!」なんて心底思ってしまう。
トンカツ好きの私は
近日にトンカツを食べる予定を立ててしまいました。
このシリーズの主役、ブタヤマさんやキャベツくんが霞むくらい、
トンカツとそれを略奪するおつきさんが印象的な絵本です。