「これはおひさま」「これはおひさまのしたの‥」と次から次へと言葉がつながっていきます。単に言葉がつながるだけでなく、最後にまた「おひさま」に戻ってくるところが、とてもよく考えられていると思いました。
この絵本は声に出して読むことで、面白さ、楽しさがより一層広がっていくのですが、読み手としては息も続かないし、言葉が詰まってしまい、かなり大変です。
「読み聞かせ」る、というよりは、みんなで一緒に声を出して、言葉が舌の上で転がる感じを楽しむのがいいのかな、と思います。
言葉のつながりを通じて、自分や自分を取り巻く様々なものが、いろいろつながりあって存在しているのだな、ということを感じさせてくれる絵本です。