こいぬをかって、楽しいことをたくさん想像していたガスパール。でも理想とは全く違う現実もたくさんあって、大変な想いをします。
それでも一生懸命自分なりに世話をするガスパールの様子は微笑ましくもあり、感心するところも。
最後は、結局おばあちゃんちに引き取られることになったこいぬですが、会いに行けば寂しくないよ、というところでちょっとほっとさせられました。
親がダメだといっていたのに、おばあちゃんがかってあげちゃう、という展開に、思わず「あぁー、あるある、困るよねぇ」とつい苦笑しちゃったりもして、リサとガスパールシリーズの、妙にリアルな設定や展開には、大人も笑えます。