最近、ダム問題がニュースで取りざたされていますが、子どもにはこんな絵本がどうでしょう。
あおば幼稚園の園児達が秋の遠足でやってきた所は、もうすぐダムができて沈んでしまうもみじ幼稚園のあった場所。
主人公のゆうちゃんは、もし自分の幼稚園が湖の底に沈んでしまったら泣いちゃうよ・・・と考えます。
人間の姿になって出てきたきつねの女の子も、どうしてダムなんか作らなくちゃいけないの・・・と言っています。
ダムができることによって、住む所をかえざるをえない人たちや動物たちがいるんだということが、伝わってきます。
絵本を通すと、難しいテーマの事柄でも、子どもにも伝わったり、考えるきっかけになるなあと、この絵本を読んで思いました。