最近宮沢賢治の絵本で、6年生の朝読書に読むのに良いのはないかと探しています。
ナビでスズキコージ画のこの本を高く評価する感想があったので、読んでみました。
『注文の多い料理店』は、前々からいろいろ見ているのですが、文章が多いのと、絵が抽象的なものが多いので、なかなかコレと思えるものに出会わなかったのですが、この本は、なかなかの優れものでした。
文章量は他のものとさほど変わらないのかもしれませんが、それほど多く感じませんし、絵も暗いトーンの割には、はっきりとしています。
家で読んでみたところ、お店に入っていくあたりまではどことなくソワソワしていた次男が、途中から釘付けになりました。
やはり、次どうなるの?と先が気になる展開なので、絵の感じや数が文章にうまくマッチすれば、魅力的な絵本になるのですね。
お薦めです。