2年生の息子の夏休みの課題『読書』のために図書館で借りて来ました。
息子は活字の多い本は苦手。
図鑑や目で楽しむ本ばかりチョイスします。
でも何とか慣れてもらいたいと母が無理やり借りて初めての挑戦。
息子、借りてきたその日にあっという間に読破してしまいました。
聞くとあらすじは答えられるので一応読んだのでしょう。
答えたあらすじが本当にあっているのか、理解したのか確かめるべく、息子が寝た後一人で読んでみました。
そこには子供の複雑な気持ち。大人のキレイ事ではない言葉や態度。なんだか児童書を超えた細かい描写が書かれていて何もかも手にとるように解かりました。子供の気持ちも大人の気持ちも。そして読んでいる自分が登場人物の子供と大人の板ばさみになり切なくなって涙が出たのかな?と思いますが。。
正直言って8歳の息子はこの本の言わんとしている事の1/10も理解していないと思います。難しいです。
40歳手前の母が読んで考えさせられたのですから。