以前読んだ「ドロボービルのものがたり」が忘れられず、作者・画家・訳者が同コンビのこの本を借りてきました。
訳者の佐野洋子さんが、カバーに書かれてる文章(前書き?)で絶賛されてますが、本当にめちゃくちゃ楽しいです。こんな楽しい絵本をご夫婦で作られてるなんて、素敵すぎます。
かなしくはじまるめでたいおはなしと副題がついているこの絵本、本当に始まりは悲しいのです。
だって、おかあさんがいないあかちゃんがひとりで住んでるんだもの。ひとりでたべて、ひとりでおふろに入って、おまけにひとりでおしめをかえるんだって!(絶対ありっこないと思いながらも、ぐんぐんお話の中にひきこまれていきます。)
ある晩、あかちゃんはおかあさんをさがしにいきます。
次々にお供が増えていく繰り返しも楽しく、読み終わる頃にはしあわせな気持ちでいっぱいになります。
ぜひぜひ、皆さんにもおすすめしたいです!(ぼのさんも絶賛!)