雪が降っていて出かけられなかったキツネくん。
つまらないから、クッキーを作ってみました。
でも、美味しく出来たからろばさんに持っていって
あげようかなって思いました。
ちょうど、雪もやんだことだし!
キツネさんはクッキーを持ってろばさんちへ。
でも、ちょうどそのころろばさんは
部屋の片づけをしていて、おもちゃを発見します。
これ、リスさんたちに持っていってあげよう。
キツネくんが家を出た頃に、ろばさんもリスさんちへと
出かけてしまうんです。
そうしたら、ろばさんが向かっているリスさんちでは??
見開きページに歩いて行くろばさんとキツネくんが一緒に描かれていて
すれ違いになってしまう様子がよくわかります。
読んでいる兄ちゃんも、聞いている次男もドキドキ。
案の定、キツネくんがろばさんちに着いたときには
ろばさんはいません。でも足跡をたどっていけば・・・と
キツネくんも歩き出します。
みんなが同時進行で動いているのがとても新鮮です。
自分が何かをしているとき、相手も何かをしているんだって
子供だとよくわからないですもんね。
さて、キツネくんはろばさんに追いつけるのか!
ドキドキしながら読んで、ホッと出来るというのは
いいですね〜。
雪の日とか、外に出られない日に読んであげると
もっともっと面白いかもしれません。