もう少し小さい頃は、私にべったりついて離れず怖がって、「ママがいないと、僕はもうダメ」って感じだったのはホンのわずかな時間。(あの頃はコレが永遠に続くのか・・と嘆いたこともありますが)あっという間に、何にでもコレなーにっと聞く前に手は出す、アレなにっーと言いながら走り去っていく5歳の息子。うーん何とかしなければ・・・とこの絵本に出会いました。一通り私が先に読んで、単純明快、はっきり分かる!当たり前のことしか書いていないから、面白みはないかな?でもここではっきりさせたい母の意志を伝えたくて読んでみました。
不思議なもので、教訓まがいなものは敵(5歳の息子)も察知する能力をメキメキ成長させているのであまり聞いてはくれないかなと思いつつも、意外や意外、ニヤニヤしながら聞いているではありませんか!
そしてこの絵本を読んだ翌日の今朝、幼稚園へ登園する際、歩きながら「道路を渡るときは、楽しいけど、後ろをみないとあぶないよー!」と彼なりのバージョンを作って反対側に渡っているのを見たとき、やったぁ、母の成功!を感じました。すぐに忘れてしまうけれど、大事な大事な”あぶないよ”を何度も読んであげたいと思いました。